自分とパートナー、自分と家族、自分とペット…自分と相手との関係は良好ですか?
Yesの場合、信頼関係がきずけているはずです。
Noの場合、支配関係になっていませんか?
お互いの関係性が「信頼」で結ばれているのか?それとも「支配」で成り立っているのか?今一度、確認してみるといいかもしれません。
私はひょんなことから、「信頼」と「支配」の違いについて気がつきました。そして自分の夫婦関係や親子関係について考えるきっかけとなりました。
まず飼い犬に信頼されてる?
もし、あなたが犬を飼っているなら飼い犬にボスとして認められていますか?つまり信頼されていますか?
犬を飼っていると毎年フィラリア対策で採血検査を行うために動物病院を訪れます。
犬の前脚に注射器をさして採血するのですが、普段はおとなしいウチの犬が必死に抵抗しました。注射器から逃れようと前脚を素早くかわし続けます。決してうなったり人を威嚇(いかく)するわけではありません。
結局、獣医師と看護師の方が犬をおさえて何とか採血できました。
飼い主と犬の間に信頼関係があれば採血の時にも犬はおとなしくしていると獣医さんに告げられました。
「自分に何かあったら飼い主さんが守ってくれる」
飼い主を信頼している犬は人間を信頼します。
飼い主が犬になめられていると、犬は人間になめた態度をとります。
私は飼い犬との信頼関係がきちんときずけていない事実を今更ながら初めて認識しました。
本当にピンチな場面で本心がわかります |
人と犬が信頼関係を作るにはどうしたらよいか調べてみました。
すると自分と犬の関係に限らず、親と子、夫と妻が良好な信頼関係を築くのに重要な考え方を示した記事に出会いました。
支配関係と信頼関係
犬と人に限らず、人と人、お互いに一緒に過ごす上で柱となる考え方です。
親子も夫婦も人と犬も、それぞれの立場は上下関係ではなく信頼関係で結ばれているのが本来のあるべき姿だったんですね。
人と犬の心と行動をカウンセリングしているメンタルトレーナーの白田裕子さんの記事の中に「リーダーと支配者の行動原理の比較」というものがありました。
リーダーと支配者の違いがわかりやすく比較されていました。以下に引用抜粋します。
【リーダー】
技術と信頼で動かす
見守る・支える(サポート)
導く(ガイド)
安定・広い視野
情報共有・具体性
強調・共感・チャレンジ
【支配者】
恐怖と力で動かす
独占・拘束
指示・命令
不安定・狭窄
その場しのぎ
拒否・寄せつけない
[引用抜粋:犬のココカラ ウェブサイトより]
【犬との暮らし】犬の心を育む7~犬に必要とされるリーダー像とは?
夫の行動は支配者だと気づく
夫婦でも方向性や価値観は人それぞれ |
- キレたり、おどしたり、稼いでいる自分が上だという態度で言うことをきかせる
- 洗面所や何かを使う際に自分に優先権があると思っている
- 犬の散歩や寝る時間を干渉するというか、ほぼ夫に強制される
- 夫のルールが細かく、ささいなことで常に文句を言う
- 広い視野や理由も考えずに、気に入らないことがあるとすぐ不満を言う
- 人の言うことに対して反論否定ばかりする
母と子の信頼関係
- 親として助言し思いを伝える
- なるべく子供の自主性を尊重し見守る・支える
- 時にはアドバイスする
- 子供に安心感を与え、新しいことにも挑戦させる
- 自分の経験や気持ちを伝えて悩みにも寄り添う
- 他と比較することなく本人を認めて味方でいる
相手との関係性をチェック
【合わせて読みたい】