私は 自分の家族が自閉症だとは思いもしませんでした。自閉症は内向的な性格というイメージが強いですが、そうではなく、脳機能の障害により行動に偏り(かたより)が見られる「発達障害」です。
「自閉症スペクトラム」という名称はさておき「発達障害」という言葉を聞いたことはありませんか?
発達障害にも種類、軽度なものから重度のもの、症状が混ざって存在するケースもあります。
私は最近になって夫が(自閉症スペクトラムの)「アスペルガー症候群」である可能性が高いことに気がつきました。
ネット検索で自由に、いろいろなキーワードから調べられるおかげで「長年の疑問」を解明することができました。
自閉症を知ることから始めよう
夫の謎行動はアスペルガー症候群に起因するものという、理由はわかりましたが、すべてを理解するのは簡単ではないです。
気になる特徴4選 |
インターネットや本をいろいろ読み始めましたが、内容や解釈が難しく、自分の夫には当てはまらない?しっくりこない部分もありました。
そんな中でわかりやすく丁寧にアスペルガー症候群について説明してくれている記事を見つけました。
知りたいことがかなり集約されているので、わかりやすかったですし、今後も読み返して理解を深めていこうと思っています。
https://autism.jp/knowledge/whatisas/web-j/#
アスペルガー症候群 3タイプ
①積極奇異型
- 常に積極的
- 感情表現が大げさ
- 自己中心的に見える
- 人との距離が近く、なれなれしく接する
- 思ったことを全部言ってしまう
- 衝動的に行動する
- 何に対しても受け身で行動する
- 自分から積極的に人と関わろうとしない(関わるのが苦手)
- 表情が乏しい
- 自分の気持ちが言えない(「No」と言えない)
- 人と距離を置く
- 場になじみにくい
- 目立たない
- 他人と関わるのが苦痛なためひとりでいることを好む
- 自分以外の人が景色のように映っていると感じる
- 孤独を好む
アスペルガー症候群診断を試してみる
モヤモヤを晴らしたい |
本やネット上のチェックリストは簡易的なもので判断材料の目安の一つに過ぎません。ただし、専門の医療機関を受診したとしても正しい診断がつくとは限らないようです。
アスペルガー症候群であっても、学習障害(LD)や注意欠陥/他動性障害(AD/HD)、強迫性障害、分裂型人格障害、単純型分裂病と診断されてしまうケースがあるそうです。
家族に見るアスペルガー症候群の特性
私が目を通した各文献で見つけたアスペルガー症候群の特性として、夫と合致する特徴をあげておきます。
- 対人関係が苦手
- 日課が最優先
- こだわりが強い
- 目的地に早く行きたい
- 用事は先に済ます
- 姿勢が悪い
- 音や光に敏感
- 思ったことを何でも口にする
- 同じことを何度も言う
- 相手の状況を気にしない
- 物事をあいまいにできない
- 物の管理が苦手
特性とは異なる部分も
夫を見ていると、逆にアスペルガー症候群の特性からは外れている部分もあります。- 共感できない→できる
- 同時に複数のことを進行できない→できる
- 不器用→器用で作業が早い
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