我が家では毛がフサフサの中型犬を室内で飼っています。
ペットを飼っている人共通の悩みかと思いますが、掃除機をかけるとヘッドのローラー部分に犬や人の毛がからみついて後始末に困っていました。
うちには旧型のダイソンと日立製の紙パック式の掃除機があります。身内からもらった古いダイソンは、本体もヘッドも重いです。そのため、夫はダイソン、私は日立の掃除機を使っています。
どちらの掃除機も、カーペットに掃除機をかけるとヘッド内のローラーに大量の毛が巻き付いてしまい、毎回のように毛を取り除かなければならないのが面倒です。
毛がグルグル巻きになって手で取れない場合はローラーをヘッドから外して、ハサミで毛のかたまりをチョキチョキ切って取り除いていました。
「毛がグルグル巻きになる掃除機ヘッドって、どうにかならないの?」この疑問や怒りをどこにぶつけたらいいのかわからずにモヤモヤしていました。
我が家の飼い犬はシェルティという長毛犬で、季節に応じて2種類の毛(ダブルコート)が生え変わる犬なんです。夏や冬が近づく換毛期の時期には、さらに輪をかけて抜け毛が増えます。床には大量の犬の毛が漂うありさまです。
という訳でペットの毛が多い床(じゅうたん)掃除の大変さを痛感し、対策にのりだしました。
この通り全身ふさふさ(お昼寝中) |
いろいろ調べて試した結果、たどり着いた方法、結論は次です。
【ペットがいても掃除機を楽にかける方法】
- エチケットブラシ付掃除機ヘッドの導入
- 毛がからみにくい敷物を選ぶ(又は敷かない)
日々のお掃除に終わりはないので、なるべく労力とストレスを抑えてこなしたいものです。何でも試して工夫して、より良い暮らしに変えていけたらいいですよね。では詳しくお伝えしていきます。
掃除機ヘッド内のローラーを外すのも策
掃除機のヘッド内のローラー部分に、ペットや人の毛がからまって何重にもへばりついてしまうととにかく後処理が大変です。私はローラーにからみついた毛を取り除く作業に嫌気がさして、とうとうローラー部分を外してしまいました。
フローリング床やタタミの掃除機かけには問題ありません。ところがローラーなしだとカーペット掃除の満足度が一気に下がります。じゅうたんにくっついたペットの毛や髪の毛がイマイチ取りきれないのです。
そこでローラーなしでも、カーペットにからんだペットの毛や髪の毛をちゃんと集めて吸い取ってくれるアイテムが「エチケットブラシ付掃除機ヘッド ミラクリーナーPRO」です!
エチケットブラシ付掃除機ヘッドがオススメ
ペットの毛の掃除の悩みを解決してくれるものはないものかと、検索を続けた結果、「日本シール」という会社を発見しました。ペットの毛を集めてきれいにしてくれる商品をいくつか世に送り出しています。どれも個性的で画期的な商品だとお見受けします。
- エチケットブラシ=ベストトレッサー
- ソファ類の毛を取る=パクパクローラー
- 掃除機ヘッド=ミラクリーナーPRO
エチケットブラシ付掃除機ヘッドとは
[エチケットブラシ付掃除機ヘッド]
商品名:ミラクリーナーPRO
会社名:日本シール 型番:NC9000
価格:3000円程度
対応:ふとん 花粉 ダニ対策
付属品:つぎてパイプ34~42.5mm
各種掃除機のヘッドと付け替えて使用可能(※使用できない機種も一部あり)
特徴:ヘッドの吸い込み口の前後にエチケットブラシ状のものが平行に取り付けられていて、カーペット類についた毛や糸くずなどをしっかりキャッチして吸い込みます。
ミラクリーナープロは、フローリング、タタミ、じゅうたん、カーペット、ラグマット、各種床の掃除機かけに適しています。(ムートン及び毛足の長いじゅうたんの場合は、ゴミを取りきれない可能性があります)
ミラクリーナープロ使用レビュー
私の自宅では日立製の紙パック式掃除機のヘッドをミラクリーナープロに付け替えて使用しています。付属品のつぎて(アジャスターパイプ)を使ってミラクリーナープロを掃除機につなげていますが外れてしまう事が何回かありました。抜けてしまうパイプの外側に両面テープを一周巻付けて、しっかり固定してからはヘッドが外れなくなりました。
もともとの掃除機ヘッドは、ペットの毛をきれいにしたくてゴシゴシ酷使していたために壊れてしまいました。ヘッド部分だけ購入したくて汎用品を探していたところ、ミラクリーナープロを見つけました。
ミラクリーナープロ 良い点
- カーペットに残りがちな糸くずや毛をキャッチして吸い込んでくれる
- ペットの毛もしっかり集めて吸い込む
- ソフトボディで家具や建材に傷がつきにくい(ヘッドがバスのシートに使用されている布でおおわれた仕様)
ミラクリーナープロ 残念な点
- ヘッドのタイヤにペットの細かい毛がからまる
- ヘッドの首が上下(前後)に傾かない→ソファなど家具の下側にヘッドを走らせにくい(首を左右に倒して床に近づけて対応)
左に傾けてソファの下に入れる様子 |
[ミラクリーナープロ 結論]
ヘッドの可動域、使い勝手が改善されたら言うことなしですが現状でも、ペットの毛のお掃除アイテムとして合格点です。
他にペットの毛の対策に特化した商品は見あたらず、ミラクリーナーPRO一択です。
掃除機が楽なマット類を選ぶ
カーペット上のペットの毛を一掃するには、エチケットブラシの機能がついた掃除機ヘッドを行ったり来たりさせれば良く取れます。ただやはり、じゅうたんに掃除機をかけるのは床やタタミに比べると重労働です。
何もしかないのが掃除的には楽ですが、敷く場合にはどんなマットにするかがポイントになってきます。
じゅうたん以外にもキルトマット、ラグマット、コルクマット…選択しもいろいろあります。
ペットのいるお宅では、ペットがそそうしてしまった時に洗えるタイプのしきものにしておくと衛生的にも管理しやすいです。
我が家でもじゅうたん→コルクマット→キルトマットという風にリビングの敷物をかえてきました。今使用中のキルトマットは、裏面に滑り止めとしてゴム製の点々が付いていて、わた入りでやわらかく、表面はコットンなので掃除機がかけやすいです。
キルトマットにも薄くてズレやすいものから、厚手で滑り止めが付いている物まで幅広いので、お好みの商品を見つけてみてはいかがでしょうか。
まとめ
- エチケットブラシ付掃除機ヘッド「ミラクリーナープロ」を使うとペットの毛がラクに取れます
- お手入れしやすいラグマットもオススメです
- カーペット類をしかないなら掃除機ヘッドからローラーを外すだけでもOK