2023年2月(高校生の終わる頃)に初めて娘が心療内科を受診してから7ヶ月以上たちました。娘が大学に進学して新生活のペースがつかめれば、うつの症状は落ち着いていくものだと母親の私は予想していました。
ところがいっこうに回復のきざしも見えず、医師の対応や投薬治療によるケアも娘に合っていないと感じており、母子で相談して思い切って他のクリニックを試すことにしました。
自宅からも近距離で通学の通り道(通過駅)にある女性医師の心療内科(精神科、内科)を見つけて予約を取りました。
娘の希望で母親の私も同行して受診しました。
受け止めてくれる医師
もっと親身になってくれる専門医に出会いたいという想いから、2つ目の心療内科を訪れました。
そこで出会った女性の医師は患者に寄り添ってくれる対応をしてくださいました。
娘の言葉に耳を傾け、同調し、労をねぎらい、がんばっている姿を認めてくれました。
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希望の光をみつけたい |
母親の私も診察室に同行して娘と先生のやり取りを見聞きしていましたが、転院して良かったとすぐに感じました。
精神科医の対応
これまでは投薬治療がメインで改善のきざしも見えず、少しでも良いのでアドバイスやきっかけがほしいと私は考えていました。
今度の医師は私が思い描いていたような対応で期待にこたえてくれました。
具体的に良かった点を下記にあげます。
①患者の苦しみに寄り添い治療に取り組んでいこうとする姿勢
②社会に出るまでの間に一緒にトレーニングしていこうという天望
③患者や保護者の求めるものに察知してアドバイスをくれる
④根本原因の解決にむけてカウンセリングも合わせて進めていく
⑤安心感がもてる雰囲気
精神科医の言葉
「○○さんはとてもいい子だもの大丈夫。社会に出るまで時間はあるから一緒にトレーニングしていきましょう」
エスシタロプラムは依存性もないけれど、効いている感じはしないので他の方法に切り替えていきましょう。
カウンセリングを導入して不安の根本原因をにアプローチしていきましょう。
アルバイトもいいけど、運動をしたり、あとは何がいいのかな?興味を持っているなら勉強だけでも充分だけれど、何ごとも根を詰め過ぎないことが大事。
これからは何か気付いたことや伝えたいこと、感じたことなど何でもいいからノートか何かに書きとめて、受診時に私に見せてもらえたらと思います。
まとめ
家族の様子がおかしいと気付いたら、メンタルクリニックへ連れていくまでがある意味第一段階です。
本人の症状が回復傾向にむかえば良いですが、治療内容や医師が合っていないと感じたら他を試す行動も必要になります。
精神疾患は回復するまでに長い時間を要するケースが多いようです。本人も家族も手探りの長期戦と言えるでしょう。
2つ目のメンタルクリニックに通い始めて7ヶ月がたちました。
医師と受付のスタッフのやさしい雰囲気のおかげもあり、娘は母親の同行なしで通院できるようになりました。
娘はうつの症状からなかなか脱出できない日々が続いていますが、大学2年生に進学し、勉強もアルバイトもがんばっています。
信頼できる精神科医(メンタルクリニック)と協力して、立ち直るきっかけをみつけていけたらいいですね。