光コラボレーションと呼ばれる「Soft Bank光」を申し込みました。光回線の工事をする前はわからないことだらけでしたが、結果的にルーターの最適な設置場所および設置方法を判断することができました。
ネット環境に詳しくない主婦の私が開通工事前に下調べしたところ、戸建ての場合の光回線の引き込み口やWi-Fi(無線LAN)の設置場所について知りたい情報が見当たらなかったので、わかったことを記事にすることにしました。
これまで自宅(3人家族)のインターネット環境についてはポケットWi-Fiでしのいできましたが、通信速度や速度制限に不便を感じていました。
我が家の劣悪なネット環境について、高校生の娘からの再三の改善要求を受け、この度「ソフトバンク光」を申し込み、工事が無事完了しました。
熱がこもらず場所も取らない |
事前に知っておきたい情報、どこから光回線を引き込んで、自宅のどこに、機器類をどのように設置するのか?お伝えしていきます。
光回線引き込み 戸建ての例
ソフトバンク光のパンフレットを参照すると、戸建ての場合、光回線の引き込み施工例として「既設配管」・「エアコンダクト」利用があげられており、両方使えない場合は1cm程度の穴をあけて工事をおこなうと記載されています。
既設配管(電話線配管)の例
築20年の一戸建て(建売住宅)である我が家の場合、既設配管である電話線の配管を利用して光回線の引き込みをおこないました。
標準的な建て売り住宅の既存設備なのか?1階のリビングに電話のモジュラージャックの口があり、固定電話機を利用していました。
2階の廊下にはテレビコンセント(アンテナ端子)とは異なる何かの口というか穴があり、自宅内で電話線の引き込みポイントになっていると判明しました。
うちの場合、2階の既設配管を経由して1階の電話コンセントへ光回線を誘導し、光コンセントが設置されました。
ソフトバンク光のオプションサービスで、インターネット回線を利用したお得な電話サービスである「光電話(N)」の利用を開始するため、既存の固定電話機をユニット機器へつなぐことになりました。
1階のリビングの電話機を取り付けてある壁面の電源コンセントを電源および光コンセントへと改修しました。
玄関上部の外壁面、2階の中継点、1階の電話線コンセントの既設配管を経由して、光ケーブルを通す工事は比較的スムーズに進行しました。
Wi-Fi(無線ルーター)の設置場所
自宅でインターネットネットを利用するためにはWi-Fiルーター等の通信機器を設置する必要があります。
私は光回線の導入にあたり、3つの点を慎重に検討しました。
①光コンセントをどこに設けるか?
②Wi-Fi機器類を家のどこに置くか?
③通信機器類の電源をどこから取るか?
光コンセントの設置場所
光コンセントを自宅内のどの部屋のどこに設置するか?ポイントを整理します。
- 光回線の引き込み口
- もっともインターネットを利用する部屋
- 電話線と電源コンセント
- 各部屋にも電波が届きやすい場所
上記の4点を総合的に判断した結果、我が家ではリビングの固定電話付近に光コンセントを設置しました。
光電話を使う場合
我が家では光回線の導入に伴い「光電話(N)」へ切り替えることになりました。
NTT固定電話 → 光電話(N)
固定電話の月額基本料金を1/3程度までおさえることができます。
光電話を利用するには電話機とルーター機器類をつなぐので、リビングの壁掛け電話機付近に「光コンセント・ONU・BBユニット」を設置したいと思いました。
うちはワイモバイルのスマホユーザーなので、「ソフトバンク光」の申し込みと合わせて、おうち割光セット(A)に加入しました。
おうち割 光セット オプション「光BBユニットレンタル・Wi-Fiマルチパック・電話サービス」が3つセットなら550円/月で利用できます。
Wi-Fiルーター設置場所 向き不向き
Wi-Fi(無線ルーター)の置き場所は後から変更することが難しいです。
部屋のレイアウト変更の可能性があるかどうか、将来を見越して慎重に各要件を満たす位置を決めましょう。
ルーターの置き場所として【悪い】
テレビ・電子レンジ・床・窓際・水の近くです。
ルーターの置き場所として【良い】
良く使う部屋・家の中心・高い位置があげられます。
ルーターの置き場所 実例
リビングの電話機付近にルーター等の機器類を置くのがベストと判断しましたが、壁と大きなソファがあるので置き場所に困ってしまいました。
私でもできる簡単DIYとして壁面にフックをさして金属製の収納カゴをぶら下げるアイデアに到達しました。
リビングの壁に設置したカゴの中にルーター類(ONU、BBユニット)および、各コードを収納します。
ルーター収納のアイデア
100円ショップ(ダイソー)にて石膏ボードにさすタイプのフックと金属製の収納かごを購入し準備しました。
[フック]
3本のピンで固定するタイプで、外した場合も跡がほとんど残りません(耐荷2kg)
[収納ケース]
金属製の太いワイヤーで枠組みされたケース(300円商品)
壁掛け電話機のすぐ上に金属製のカゴを固定して、ルーター等の機器類をすべて収納しました。
光(電源)コンセントから短距離で、天井近くの壁面で場所も取らないのでWi-Fi(無線ルーター)の設置場所として大正解でした!
※フックは耐久重量等を確認のうえ、確実に収納カゴを固定してください
私は当初、上部の左右2個所にフックをさしてカゴをつりさげたのですが、下からぶつかると外れやすいことが判明し、金属製のネジとヒモを使ってさらに固定しました。
金属製のカゴがオススメ
Wi-Fiルーターを置く際の条件をクリアできるのがおすすめする理由です。
[ルーター収納のポイント]
- 設置しやすい
- 通気性がよい
- 電波をさえぎらない
- インテリアになじむ
「金属製のカゴ」はルーター収納にオススメです。丈夫で四角いバスケットであれば、安心ですし、設置しやすいです。
私がダイソーで見つけた商品は頑丈なワイヤーの枠組みで構成された収納カゴで、フックに引っかけられる形状になっていたのがミソでした。
▪金属が密になっていると電波に悪影響をおよぼす可能性があります。
▪金属よりも木製の方が電波をさえぎらないのですが、DIYや費用の面でハードルが上がります。
延長コードで配線すっきり
光BBユニットとONUのように複数の通信機器を設置するには電源コンセントを複数つなげる必要があります。
延長コードでを使って、ルーターの設置場所まで電源を持っていくと、複数の配線が目立ちにくくなるので見た目がスッキリします。
まとめ
いかがでしたか?
自宅のネット環境をより良くするために、最適なルーターの設置方法のヒントになれば幸いです。