レーズンバターサンド、上品で満足感の高いお菓子で人気がありますよね。
北海道の六花亭のレーズンバターサンドをおみやげで食べた事があるという人も多いのではないでしょうか。
神奈川県では鎌倉「小川軒」のレーズンウィッチや、「横浜かをり」のレーズンサンドウィッチが知るところです。東京(市ヶ谷)、神戸、山梨など…各地に有名店が存在し、呼び方は違ってもレーズンバターサンドが人気です。
大好きなレーズンバターサンドですが、上等なお菓子は高価なので気軽に買えないのが残念です。そこで今回は、極上のレーズンバターサンドを低コストでたくさん食べられる方法をご紹介いたします!
早い話が、工場直売で激安価格で購入したクッキーに手作りのレーズンバタークリームをはさんでレーズンバターサンドを完成させます。レーズンバタークリームを自分で作るのが少々手間ですが、一度やってみるとそれほど大変な作業ではない事がわかります。
低コストで高品質のレーズンバターサンドが大量に作れるのでオススメです。中身のクリームだけを手作りするのでオーブンがなくてもOKです。それでいてハンドメイドした達成感も大きいのでぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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たくさん作ってすし詰め状態です |
今回使用する工場直売のアウトレット品のクッキーは「横浜かをり」1袋450g入り400円のものを購入しました。横浜(金沢区)には行けないから買えないという方は、「クッキー 工場直売」で検索してみると、近くの地域の掘り出し物が見つかるかもしれません。
もしアウトレット品が入手できなければ、市販のクッキーでも作れます。森永製菓のチョイスを使用するレーズンバターサンドのレシピも複数存在します。
気軽に行けない人も行ける人も、八景島シーパラダイスや横浜ベイサイド(アウトレットモール)エリアにお出かけの際は、ぜひ工場直売にもお立ち寄りくださいね。ではスイーツのアウトレット品が買えるお店からレーズンバタークリーム(サンド)のレシピなど、お伝えしていきます。
工場直売品を集めた売店「コア」
神奈川県横浜市の金沢区には、八景島シーパラダイスや横浜ベイサイドなど有名な観光スポットが複数ありますが、周辺には食品工場が多く直売所が点在する魅力的なエリアなんです。
文明堂の工場直売の窯出しカステラや、中華街でおなじみの梅欄の冷凍シュウマイや肉まんなど、いろいろな食品をお得に購入できるので観光バスツアーが組まれるほどです。
シーサイドラインの幸浦駅、福浦駅の周辺に食品工場の直売所が点在しているのですが、看板なども目につかずアピールが控えめで知る人ぞ知るといった状態です。横浜市民の私も、工場直売所の存在を認識するまでに何年もかかりました。
意外とわかりづらい工場直売所ですが、車でも電車でも行きやすいのが横浜テクノタワーホテル内のカフェに併設された売店です。
お目当ての「横浜 かをり」のクッキーをはじめ、重慶飯店の点心や地元のブランデーケーキ、サクラ印のはちみつ、キャラバンコーヒーなど複数各社のアウトレット品が販売されています。一カ所でいっぺんに買えるのが売店コアの魅力です。
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横浜テクノタワーホテル 1階 カフェ&マーケットCORE(コア)
電車:金沢シーサイドライン「産業振興センター駅」より徒歩1分
車:国道357沿い 地下駐車場入口もわかりやすく満車の心配もほぼなし
場所など詳細を確認したい場合は公式サイトからもご確認いただけます。
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行くと買い込んでしまいます |
工場直売所の「あるある」では駐車場のキャパが少なくて満車で入庫待ちになったり、トイレも順番待ちで、しかもスリッパにはきかえなければならなかったり不便な事もあります。その点、カフェ&マーケットCOREはホテル内の売店なので設備がしっかりしていて駐車場は広く、トイレも利用しやすいです。
横浜かをりの商品が破格で買える
カフェ&マーケットCOREで、「横浜かをり レーズンサンドウィッチ」のアウトレット品を購入できます。透明のビニール袋に入れられた簡易包装ですが、通常価格のほぼ半額らしいです。(デパートで見かけた事はあれど買った事がなく正規の値段を知りません。スミマセン)
レーズンサンドウィッチ 5個入り400円
ビスケット(プレーン) 450g入り400円
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在庫状況は日によります |
このビスケットこそ、レーズンサンドウィッチに使用されているものです。商品ラベルにはビスケットと印字されていますが、サクッと歯ごたえのあるクッキーでおいしいです。
透明のビニール袋にたくさんのクッキーが入っていますが、割れたりかけたりしているのは一部で多くはどこが規格外なのかわからないくらいです。
ビスケットはプレーンの他に、抹茶やココア(チョコレート?)の商品が並んでいるのを見かけた事がありますがプレーンしかない時もあります。
ビスケットはそのまま食べても、レーズンバタークリームをサンドしてもおいしいので2袋は購入して余りは冷凍庫で保存する事が多いです。安くておいしいので最高4袋買ったことがあります。
上質でおいしいクッキーがたくさん入って400円なんて、他で見たことがありません。親しい人にあげても喜ばれるので、金沢区に行くと大量購入してしまいます。
「レーズンサンドウィッチ5個で400円 安く買えるならそれでいいじゃん」という声も聞こえてきそうですが、ビスケット1.5袋から20個位のレーズンバターサンドが作れるんです。
もちろん完成品を購入しても充分お得なんですが、ビスケットを使ってクリームを手作りすると更にお得度がアップします。なおかつ、出来立てなのでサクッと歯ごたえのあるレーズンバターサンドが食べられるんです!購入品は製造後時間がたっているので、どの商品もしっとり系がほとんどですよね。
コスパもさることながら、食感が楽しめるのでオススメです!
レーズンバターサンドの作り方
クッキーは買ってきたものを使うので、サンドするレーズンバタークリームを作ります。
お好みで砂糖の量を増やしたり、ラム酒を減らしたりアレンジしてもOKです。製菓用のお酒・ラムダークが用意できればベストですが、なければワインで代用してもよいです。(アルコール分をとばしたい時は30秒前後ワインを電子レンジで加熱してからレーズンにかけてください)
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うちは業務スーパーで買いました |
ケーキ生地などのお菓子作りにおいては繊細さが求められますが、中身のクリーム作りはアバウトでもだいたい大丈夫です。
[材料]
レーズン(干しブドウ) 100g位
ラムダーク 大さじ2 (ワインで代用可)
卵白 1個分
上白糖 大さじ3 (砂糖なら何でもOK)
バター 120g
ホワイトチョコレート (板チョコ2枚)
ラムダーク 小さじ1/2位
[前日準備]
レーズンに大さじ2程度のラムダーク酒をかけてふやかしておく(一晩、フタをして冷蔵庫へ)
※レーズン(干しブドウ)によって固かったりドライな場合は、お酒の量を調整すると良いです。
[作り方]
- バター120g位を室温に出しておく
- ボールに卵白を入れ、3回に分けて砂糖を加えながら泡立ててメレンゲを作る(ハンドミキサーがなければ泡立て器で)
- メレンゲができたら冷蔵庫に入れておく
- ホワイトチョコを湯せんで溶かす
- バターを40秒ほど電子レンジにかけ、様子を見ながら10秒ずつ加熱してクリーム状にする(電子レンジ可のボールを使うと便利。なければ電子レンジ後にボールに移す)
- 5のバターに4のホワイトチョコをヘラで混ぜ合わせる
- 6に3のメレンゲを3回に分けて加え、ハンドミキサーでよく混ぜる
- 7にラムダーク小さじ1/2程度を風味付けに加え、ハンドミキサーでなじませる(お酒が苦手なら入れなくてもOK)
- ふやかしておいたレーズンを8に加えてヘラで簡単に混ぜたらクリームの完成!
- レーズンバタークリームをヘラでクッキーにのせていく
- クリームを使い切ったら、10の上側をもう1枚のクッキーではさんだら出来上がり!
お疲れ様でした!大量生産できたかな?
うちの場合は、かをりのビスケットを2袋用意してかけているクッキーを除外したら18個程度のレーズンバターサンドが作れました。うちはがっつりクリームをサンドしているのですが、はさむクリームの量によっても作れる数が変わってきます。
- 季節によって室温の影響もあり、必要に応じてバターの加熱時間を調整してください。
- クリームをクッキーにのせる際にやわらかくなり過ぎて扱いづらい場合は冷蔵庫で冷やすと良いです。
私は小さめの木のヘラを使ってレーズンバタークリームをクッキーに塗るというか、のせています。レシピによっては、しぼり袋にやわらかめのバタークリームを用意してクッキーにしぼり出し、レーズンをトッピングするという方法もあります。
★作り立てはクッキーがサクッとしていておいしいです。2日目以降はクッキーがしっとりした食感へと変化します。しっとりもおいしいです。
レーズンバターサンドは冷蔵庫で保管し、賞味期限は3日が目安です。
うちでは食べ切るのに1週間近くかかった事もあり何ともなかったのですが個人差もあるので念のため。
レーズンサンドをクッキーから手作りすると
かをりのお値打ちビスケットを見つける以前にレーズンバターサンドをクッキーを焼くところから自分で作った事があります。
私の頭の中でレーズンバターサンドは長方形というイメージが強く、クッキー生地を薄くのばしてピザカッターでカットして作りました。長方形のクッキーを作るには想像以上に技術力が必要でした。
クッキーのカタチがふぞろいになってしまうので、長方形にこだわらずに家にあるクッキー型を使うと作りやすいです。
ピザカッターで苦労したので、今思えば長方形のクッキー型がなければお花のカタチのクッキー型でもよかった気がします。
お菓子作りも個性なので、やり方はさまざまです。自分に合った方法を選んで自由に楽しんでみてくださいね。
まとめ
- アウトレットのクッキーを使えば、上等なレーズンバターサンドがたくさん作れます
- サクッと、しっとりどちらの食感も楽しめるのが魅力です
- 横浜 金沢区に足を運んだら、工場直売グルメがおすすめです!